カラダのおはなし
けいらく堂でおこなう施術のもとになっている考え方をご紹介します。
①中庸の状態をつくる
中庸とは、陰と陽が絶妙なバランスを保ち、安定している状態のことをいいます。
東洋医学では、ここが最も快適で良い状態であると考えます。
地球上のすべてのことは、陰と陽と中間とに分けてみると、中間が良いと分かってきます。例えば、陰の冬は、寒くて温かいところが良く、陽の夏は涼しいところが良くて、その中間の春と秋は過ごしやすい。がんばって働くことは良いことですが、夜遅くまで続けると体が悲鳴をあげます。
時折リフレッシュし、体調を整えてあげると次の日もがんばることができます。これを中庸の考えといいます。
②心(精神)と肉体の関係
心(精神)と肉体は相互関係にあります。
人のエネルギー源は、呼吸からの酸素です。心(精神)が弱ると、呼吸量が低下し、肉体をこわしていきます。
呼吸の低下は肩の動きに直結しており、
肩が上がりにくい、猫背が治らないと、呼吸も悪くなっていきます。
肩の動き、肋骨の癒着を解消すると、酸素が十分取り込める身体に戻り、肉体は、回復の方向に行きます。